ヤマト(柴犬♂1才去勢済み)
小さい時に足を拭いたら噛むようになり、そこから嫌なことをされると噛み、手におえないという理由で捨てられました
元飼い主はどう思うかわかりませんが、それは完全にしつけの仕方の問題でこの子のせいではありません
柴犬はプライドが高い猟犬ですから、小さい頃から信頼関係を築き人間がボスにならないと、人間が頼りないと判断すれば自分がボスにならないと家族は守れないと、自己主張が強くなります
逆に、信頼関係がしっかりできればこれほど従順で頼もしい犬種はありません
一生飼い主の味方となり寄り添ってくれます
この子はまだ若く何度でもやり直しがきく年齢なのに見捨てられてしまうのはとても悲しいことです
先日の芸能人の報道でもありましたが、犯罪を犯した息子をかばう母親の姿がありました
確かに世間からすればそれは間違いかもしれません
でも、僕個人の意見ですが、家族であり母親であれば、全てを敵に回しても、自分自身の未来を潰しでも自分だけはその子の味方でありたいと願う気持ちはわからなくはありません
ヤマトの元飼い主も、自分の育て方によって噛むようになってしまった子を見捨てないで欲しかった
訓練士やしつけ教室、去勢手術など、この子と真剣に向き合う努力があればきっと伝わっただろうに
そこにいてこの子が幸せかを考えた時、そこで努力してもらうべきか、保護して別の飼い主を探すべきか難しい問題です
しかし、「自分たちのとこにいるよりは他の人に飼ってもらう方が幸せ」という考えは人間のエゴです
里親を申し出てくださる方々には非情に感謝していますが、やはり最後まで飼育することができないのなら里親になるべきではないし、理由はどうであれ「飼育放棄」と呼ばれることは仕方ないと思います
一度家族に裏切られた犬の心の傷は簡単には消えません
そのことを忘れないでください
※これはあくまで僕個人の考え方であり、全てを批判するわけでも会社を代表する言葉でもありません
ヤマトに優しい里親様が早くみつかりますように
★保護犬カフェ鶴橋店
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